激動の1年だったNBA2019-2020シーズンのファイナルが現在行われています。
初戦からヒートの主力選手のバム・アデバヨとゴラン・ドラギッチのケガが相次ぎ、ヒートファンの方からするとかなり厳しい精神状態になってしまったんではないでしょうか。
第1戦第2戦はヒートはなすすべなく頑張って対抗するも惜しくも敗れてしまいましたが、第3戦でエースのバトラーが40得点でのトリプルダブルを決めて勝利を収めました。
この試合のバトラーはプレー時間45分とあり得ない時間プレーし、オフェンスだけでなくディフェンスでもレブロンをマークするなど奮闘していました。
「バトラーの奮闘」「ヒーローがロンドから取ったバスケットカウント」と熱くなる展開になったかと思います。
第4戦の振り返り
第4戦は大黒柱のバムアデバヨが復帰してきました。アデバヨが復帰したお陰でレイカーズのポストプレイにはかなり効果的なディフェンスが出来ていました。
アンソニーデイビス(以下AD)に対して、アデバヨがマークに付きハワードにクラウダーが付いていました。
クラウダーではADの高さと早さ両方をカバーするのが難しくなかなか止められていなかったから、アデバヨの復帰はデカいですね。
クラウダーはハワード相手に高さはつらそうでしたが体を張って良く守っていました。効果的にスイッチとダブルチームを駆使してレイカーズの強みのポストを守れたんじゃないかなと思います。
第3戦もそうでしたが、ヒートの十八番の2-3ゾーンよりマンツーマンを優先していましたね。ゾーンではリバウンド面でかなり厳しくやられ放題だったのでマンツーマンにしてからリバウンドに良く絡めて良い効果が出ていました。
ただ、さすがのレイカーズも第3戦でやられたバトラー対策をしっかりしていましたね。バトラー対策をしっかり修正してきたレイカーズが第4戦勝利しました。
バトラーは基本的に3ポイントが得意ではないので、ADが少し引きながらディフェンスして簡単にドライブで抜かれたりアドバンテージが取れないようなスタイルを取ってましたね。さすがのバトラーでもADに少し引かれてマークされたら厳しいですね。
お互いに相手の良いところを消し合う様な戦いでしたが、レイカーズのADがクラッチな働きをしていたのと、ロールプレイヤー達の活躍もあって勝利していました。
第5戦の展望は?
ヒート視点
第4戦でレイカーズが勝利したことにより王手をかけました。
アデバヨも復帰し、ケンドリックナンも調子を上げてきているので第5戦も良い戦いが出来るとは思いますが、現状のままだと大分厳しいのかなと印象です。
そもそもバトラーの3ポイントシュートはこのシリーズでステップアップすることはありません。バトラーの外を期待出来ずインサイドを守られるとアデバヨも動きにくい状態となってしまいます。
そう言った面でもヒートの鍵を握るのはロビンソンとヒーローでしょうか。
2人がアウトサイドからシュートをバシバシ決めることが出来れば、バトラーもアデバヨも働きやすくなると思います。
レイカーズ視点
レイカーズ側の対応は、とにかくインサイドのディフェンスへの対策でしょうか。ADにアデバヨかダブルチームでディフェンスをするスタイルにたいして、どういった対策が出来るのか。ディフェンス力が高い選手をADに引きつけながら他の選手で勝負するのか、無理矢理ADで行くのか。それともADが動きやすくなるような作戦を考えてくるのか楽しみです。
レブロンのターンオーバーの数も気になる所です。得点もリバウンドもアシストも稼いでいますが、ターンオーバーがレブロンにしては多すぎる第3戦第4戦でした。それまでの試合でレブロンがここまでターンオーバーしている試合はなかったので、ヒートのディフェンスが機能しているのだとは思いますが。レブロンのバスケIQは化け物なので、次までには調整してきそうです。
NBAファン視点
まだまだ試合が観たいので、第5戦はヒートに買って欲しい!!
まとめ
もしかしたら次の試合でNBA2019-2020シーズンが終わってしまう可能性があります。
色々なことがあったシーズンですが本当にクライマックスです。
レイカーズが勝ってレブロンが4回目のファイナルチャンピオンになり、ファイナルMVPになるところも見たいですし、ヒートが逆転のシリーズになってバトラーが男泣きするところも見たいです。
どんな結果になろうと今シーズン最後(来シーズンは1月からとの話もあるので今年最後の?)NBAを楽しみたいと思います!!
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